
あしたは言えないかもしれない。 だから、今、言おう。 「わたしたちは憲法改変に反対します。」
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沖縄戦のドキュメンタリー映画 『沖縄戦記録フィルムー未来への証言ー』(1フィート運動の会フィルム)を鑑賞。
今回は沖縄戦の映像をみました。
そのあと、座談会を行いました。
参加者は、呼びかけ人を中心に30名ほど、当時の沖縄でなにが行われたのかを今に伝える貴重な資料と映像だっで。
沖縄戦を通して「戦争とはなにか」とうことを捉えたこの作品は、ただ過去にとどまる問題としてではなく、未来へメッセージと過去からの問いかけがあった。
その中には今をどう生きていくのかということを大事にしているよだった。 映画を鑑賞後、それぞれの意見や感想などをを交わし合いながら、参加者はそれぞれが思うことを率直に話していた。
<座談メモ>
◯この映像を観て改めて思うのは、軍隊というものは、結局自分しか守らない。だって軍人といっても人間なんだもんね。
みんな結局、自分がかわいいんだ。
◯ビデオの中にあった「白旗の少女」の映像を観るとわかるけど、豪から出てくる時だって、少女を先にやって、後から軍人が出てきた。どこでもそうだろうけど、結局、軍人はそこの住民を犠牲にして自分の身を守るものだということがよくわかる。
◯ビデオの中で、「一人のいのちは地球より重い」という言葉が出てきた。これはどうかと思う。こんなことを比べること自体がおかしいんじゃないかな。
はたして一人のいのちが地球より重いということがあるのか。どっちも同じくらい重いというのであれば解る。そうでなければ差別がおこる。鳥や虫よりも人間の方が大事だということを言いかねない。これは危険だと思った。
◯「しまった」と思った。こんなことならうちの子も連れてくれば良かったと思った。家族で参加するって大事だね。
◯特に若い人たちはこの沖縄戦の映像を観たことがない、もしくは観たことがあっても、覚えてない人が多いたとおもう。若いうちは、「自分も死ぬんだ」という実感がないものだから、戦争といってもどこか他人事にしてなってしまう。だから、そういうことがピンとこない。そういう風潮はあるように思う。もちろん考えていないわけじゃないんだろうけど、そういう意味では、自分の家族をこういう会に積極的に参加させるということも大事だとおもうな。
◯そういう実感のない人にどう伝えていくかだね。問題は。
<若者の抱える問題>
◯いまはニートといわれる人が多くなってきて、経済的余裕がない人が若い世代に増えていて、まさに格差社会が広がっている。だけど、そのニートとよばれる、特に若い世代を中心に「いっそのこと戦争が起こればいいのに」と思っている人たちが増えてきているという話を聞きました。その理由は、戦争でもおこれば、自分はこんな生活をしなくてもいいようになるんじゃ ないかと考えるようになってるということです。なかにはちゃんとした目的や夢なんかがあって定職に就かない人もいるとは 思うけれど、今は「ネットカフェ難民」なんていわれる人たちが出てきて、逆に働きたくても、住所がないから働き口がない。かといってアパートなんか借りようと思っても、保証人も住所もお金もない。それで借りられない。 で、ますます悪循環に陥っていく。
◯そうしていくうちに生活が荒れてくるんだろうね。そうなってしまえばやけくそだろうね。わかるな、それ。
◯そういう若い人たちに対して雇用を広げているのは、待遇がいい自衛隊。生活が苦しいので暮らせるのであれば、なんでもいいってなるのかな。格差社会だからね。
◯それから、軽い気持ちで入ってしまう人もいるんだろうね。「給料もらって体を鍛える」なんていってる人もいるし。このごろのニュースで『自衛隊が国民を監視する』っていう記事があったね。あれは昔でいう憲兵でしょ?そういうことを考えると本当に自衛隊に就職していいのかってちゃんと考えないと、自分の首を自分で絞めてしまうことになるね。
◯格差社会はそういうことを狙いとしているようにおもえるな。アメリカの軍隊だって生活に困ってるひとが入ることが多いらしいよ。だって一向に改善しようとしてないようにも思えるよね。税金問題や裏金問題が中心になってしまって、格差社会をどうするかなんて話は最近出てこなくなったね。
◯一日に1万円の仕事でも、50人雇えば、50万、政治家の1億だとか2億なんていってる不正なお金のことをおもえば、それぐらいのお金が払えないというのは考えにくい。それでいて軍事費はどんどん増えているし。
◯わたしは若いお母さんとふれあう機会が多いんですが、そのお母さんたちに「もし、自分の子どもや夫が戦争に行かなきゃいけない状況になったらどうする?」って聞いても、「そんなこと現実的じゃないから考えられない」っていうんです。で、なにを話しても、他人事のように思ってしまう。なかなか九条の大事さを話すまで入っていけないんです。
<現実の問題と愛国心>
◯そのことを逆から言えば、それだけ憲法九条に我々が守られてきたって事じゃないかな。日本人は「平和ボケ」っていわれるけど、それだけ平和な国だっていえるね。
◯うん、現実的に自分が何時死ぬか解らない危険があるようなとき、そんなこと考えられないよね。
◯たしかに、自分たちって「平和ボケ」だなと思うことはある。だけど、これは同時に世界に誇れることでもある。戦争を知らないということは、凄いことなんだ。でも日本はわざわざ外国に自衛隊を送っている。
◯もし、自分の家族が「戦争に行け」っていわれたら、「行きません」と言えないくなる。それが戦争だね。近所の人がみんな戦争に行ってるのに自分だけ行かないということは出来なくなる。
◯沖縄戦だってそうだね。自分の意志で死を選べない。逃げ場を無くすんだね。死ぬことを強制される。
◯”生きて虜囚の辱めを受けず”っていう戦陣訓があったからだね。それが当時の教育だったんだよね。
◯そのことなんだけど、”国を愛する”ということは一見立派なことのようだけれど、本質から見れば、実態はずいぶん違う。今は愛することよりも先に「まず命をかけて生命と財産を守れ」と教える。そうすると、命をかけることが前提になってしまってしまう。本当はなにが大事なのかをまず教えなければいけないのにね。そうすると死ぬこと、殺すこと、殺させることを正当化してしまう。
◯そんなことは間違いだと教えると、とたんにおまえは「非国民だ」となる。
◯そう言われるとわたしだって怖くなる。
◯だから教えられない。もしくは教えないようにする。そうするうちに知らなくなる。そんな教育が行われているように思うね。
◯九条を護るための困難は2つある。この戦争へ突き進んでいるこの『現実』をどう超えていくか。もう一つは現実をつくり出しているわたしたちの『こころ』の問題。
自分の中に戦争があるってことを知ること。たとえ憲法が護られたとしても、この「こころの問題」が解決できていないとまた同じことを繰り返す。『戦争はこころが興す』もの。これまでのように。
◯伝えようとする自分もそういうこころを持っている。だから、憲法を護るしかないんだと言えるんじゃないのかな。これまで護られてきたって事もあるし。
◯大事なのは、伝えようとすること、もっと言えば伝えなきゃって思うわたしの在り方が大事じゃないかな。
署名者数:650人(2007年6月現在)